院内勉強会
今夜は院内勉強会
テーマは先週から引き続き「肩関節疾患」
①解剖学的な構造の復讐
②肩関節疾患の病理
③画像診断の読影
④鍼灸治療の適否の判断
⑤スポーツ傷害の対応について
参加者9名22:30まで頑張ります
今夜は院内勉強会
テーマは先週から引き続き「肩関節疾患」
①解剖学的な構造の復讐
②肩関節疾患の病理
③画像診断の読影
④鍼灸治療の適否の判断
⑤スポーツ傷害の対応について
参加者9名22:30まで頑張ります
40代や50代になり「超高齢出産」をする女性が増えている
若い女性から卵子を提供してもらって自分のお腹で育てる「卵子提供」だ
国内のルールづくりが進まぬ水面下で現実が先行している
日本では卵子提供を規制する法律はない
但し多くの医療機関は慎重で
殆どの人が海外で卵子提供を受け
日本に戻って出産しているそうだ
毎年100人程度米国で卵子提供を受け、その8割が40代だ
米国で提供を受けると500万円以上必要
身体的には海外で卵子提供を受けると
双子など多胎妊娠する確率が高く
高齢出産と二重のリスクを抱えやすい
謝礼金は仲介業者任せで基準はない
欧州諸国では卵子提供を認める流れにあり
卵子提供者の検査方法や謝礼金の上限について
国がガイドラインをつくって管理しているという
卵子提供を巡っては出産した女性を「母」と認める民法特例法案を
2016年に自民党の部会が承認したが
法案はまだ国会に提出されていない
つまり日本では卵子提供で生まれた子の母が誰かという
法律上の親子関係すら未だ「不安定なまま」
日本は年間4万人以上が体外受精で生まれる不妊大国
法整備を怠って現実から目を背けてきたツケは
自分のルーツを容易に知ることができない子供たちが背負わされている
(公社)全日本鍼灸学会認定鍼灸師を目指して
認定試験の6つの設問の回答が完成しつつある
20日に回答を事務局にメールで送り
内容を精査されたうえで認定の可否が決定するのは6月頃
【鍼灸学会のHPから】
認定制度は、現段階では学会員の鍼灸医学に関する
学術のレベルを認定するものであり
そのこと自体が直接的な利益に繋がるような制度ではありません
しかし、社会はいつの時代においても常に医療関係者に医療の質と
たゆまない資質の向上を求めます
特に近年は医療関係者の資質について、外から見えるようにすること
すなわち公開性が求められています。本学会は
そうした社会の要望に応えるかたちで認定制度を活用したいと考えています
全国でわずか300人の認定鍼灸師は5年ごとの更新制
今後は更に5年間で80点の研修会、学会に参加し、基準を満たしたうえで
再度認定試験をパスすることを求められる
鍼灸学会のHPで認定鍼灸師は誰でも閲覧できるので
社会に開かれたこの認定制度は
医師の認定医、専門医制度に習った優れた制度だと思う
デスクワークの時間で
1時間のうち5分でもトイレに行ったり
コーヒーを入れたり
気分転換のために少しでも身体を動かす習慣をつくる
8時間勤務であれば1日トータル40分でも座っていない時間をつくる
昼食が終わったら外に散歩にでる
こんな少しの工夫を実行するだけで
疲労の回復・腰痛・肩凝りの軽減に繋がって
仕事の能率も上がるはず
職場全体が座り過ぎ対策を共有することで
今までの座り過ぎの習慣を変えることができる
実現には上司の理解が必要なのは言うまでもない
今夜は院内勉強会
テーマは肩関節疾患
外傷を伴わない肩関節疾患
1・肩関節周囲炎(五十肩)
2・肩峰下滑液包炎
3・上腕二頭筋長頭筋炎
4・石灰沈着性腱板炎
5・腱板炎
多くは上記疾患が殆ど
精査をあまり必要とせず鍼灸治療で寛解する疾患
診断と対応に慎重さが求められるのが
スポーツ傷害としての肩関節疾患
1・反復性肩関節脱臼
2・関節唇損傷
3・SLAP(上方関節唇)損傷
4・腱板損傷
5・ベネット病変
6・上腕二頭筋腱損傷
スポーツで発症したケガによるものや
使い過ぎや間違った練習法などで慢性化した疾患の場合は
レントゲン検査だけではなくMRI検査を早期に依頼することが必要
正確な診断と予後の推測、肩関節を休める期間の指示
練習再開のタイミング、再発防止策の検討等に慎重な対応が求められる
殆どのスポーツ傷害はコンディショニングと適切な鍼灸治療で改善するが
外科手術が検討される場合の医療連携についても準備が必要
東京都健康長寿医療センターでの研究によると
座り過ぎることの対策は
腰痛・肩凝りだけではなく
将来の疾病リスク回避のためにも
仕事の効率化を上げるためにもとても大切
会社が導入できる一例として
スタンディングディスクや
ワークステーションを用いて
立っても座っても仕事ができる環境を整えること
まだ日本の会社での導入は少数であるが
楽天(株)では全社員にスタンディングディスクを取り入れているそうだ
ただ誤解を招かないようにいうが
「一日中ずっと立っていましょう」というのではなく
「立てるときに立ちましょう」ということで
デスクが簡単に昇降するような構造になっているとこれができる
以下続く
デスクワークの仕事をする人にとって
勤務時間中に運動することはなかなか難しい
会社としても社員が将来元気で長生きしても
定年で会社を辞めた後のことだから関係ないじゃん、と思われがち
しかし、座り過ぎの改善は健康指標だけでなく
生産性や職務満足度に繋がり
イキイキと熱意を持って仕事に没頭し
積極的に取り組んでいるかといった
労働指標に直接影響しているのではないか
以下次回に
日本は平均の座位時間の中央値が平均420分と
世界の中で一番長いことが分かっている
その理由として考えられるのは労働時間の長さだ
日本はもともと労働時間の長い国であった
週休2日になってから全体の労働時間は劇的に下がってきてはいるものの
週休2日のしわ寄せが平日にきてしまい
1日当たりの労働時間が増えたことが
座位時間の増加に深くかかわっている
以下続く
一日60分程度体を動かし
かつ座位時間が4時間未満の人と比べると
一日5分程度しか体を動かすことがなく
8時間は座って過ごしている人は
約60%も死亡のリスクが高まるという報告がある
このような長時間の座位が身体にもたらすリスクは
海外で「Sitting is new smoking」や
「Sitting is killing you」と
呼ばれるようになっている
海外ではそれほどまでに危険視されているのだ
以下続く
座り過ぎるていることがメンタル・ヘルスや
認知機能の発達などに影響しているのではないか
という研究もおこなわれている
高齢者の場合は会社人から地域人に移ると
生きがいを失い、何もすることがなく
家でじっと座ってテレビを見ているケースも少なくない
そのことが認知機能の低下を早める可能性もあるという
以下続く
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