一生で経験する月経増加

女性が一生で経験する月経が増加している

(中日新聞記事より抜粋)

女性が一生で経験する月経の回数は

戦前は50~100回、現代では450回(平均)だという

これだけの差が出る要因は

現代女性のライフスタイルが激変

出産回数が減ったから

妊娠から授乳する期間の2年間月経がないとすると

6人産めば12年間性理がないことになる

昔の女性は今と比べて栄養状態もよくない上

寿命は短く初潮は遅く閉経は早くなるなどの要因もある

毎月起こる排卵や月経は

女性の体にとっては大きな負担になっており

さまざまな病気が増えている

代表的には子宮内膜症、子宮筋腫、子宮腺筋症

不妊症や腹痛、月経過多、月経困難症(生理痛)月経前症候群(PMS)

女性ホルモンと関係が深い病気も少なくない

生活様式が変わったことで、月経の回数が増え

結果として病気のリスクが増えている事実をしっかりと受け止め

定期検診などでで疾病ののリスク管理をする必要があそうだ

手湿疹治癒

手湿疹治癒 高校生男子

小学生のころから関節の内側に痒みが出始める

中学生手の湿疹とニキビが酷くなり皮膚科受診

ペンラシン配合錠
エピナスチン塩酸塩錠20㎎
アンフラベート軟膏0.05%
ベシカルクリーム5%

これだけの薬が処方されるが夏場の湿疹は変化なし

5月初診

四診合参のうえ弁証

弁証論治:風熱挟湿の紅疹

治  法:祛風清熱

処  置:照海に置鍼15分、手の井穴刺絡

経  過:3回の施術で皮膚は綺麗に修復され治癒

養生指導:間食のアイス、チョコ、菓子パン、炭酸飲料を控えること

考  察:手の井穴刺絡が著効を示したことと、養生指導を守ったことが早期治癒に繋がった

※慢性皮膚疾患は対症療法の西洋医学と比較して

 明らかに東洋医学の勝ち

 根本的に体の中から変えていくので

 養生指導を守れば再発がほとんどない

 薬を中止することが多いので

 鍼灸単独で評価もできる

プリンター交換

デスクサイドに置いているビジネスインジェット複合機

ビジネスインクジェット複合機は

大容量のインクタンク

大容量の給紙カートリッジが2段

プリントスピードが速い

顔料インクで滲みにくい

価格が安いというが

実態は・・

本体価格は3万円とコスパは高いが

大容量インクを4色購入すると約1万円

2年間に2回も故障する低い耐久性

これをビジネス用とうたって販売するのは如何なものか

CANON MB2330

2015年5月購入

2015年10月大量の両面印刷中に故障

修理期間に代替機がないこともあって

CANON MB5330を購入(懲りずに)

2017年8月給紙カートリッジの上段が使用不能に

トレイに機械内部のモノと思われるプラスチックのギアが見つかる!!

CANONのサービスによると修理が必要で

補償期間が終了のため修理代15,000円!

流石にCANONに懲りて

EPSONに乗り換え

今度は5年保証のあるエディオンで購入した

こんどこそ外れがないことを祈ります

リベド血管炎について

リベド血管炎は

手や足の関節の周りにおきる皮膚の潰瘍、皮斑、潰瘍を起こす難病

20代~40代の比較的若い年代に多くみられるが

当院の症例では男性で高校生から70代までも見られる

発症率は10万に1人と極めて珍しい疾患である

リベド血管炎の症例は現在当院で8例

その内6例はほぼ治癒に至った

鍼治療は病の根本から改善するので

再発がないのか東洋医学の素晴らししさ

この症例を治している鍼灸院をネットで検索すると

全国で数件ある程度

よってしばしば遠方他県からの問い合わせも多い

将来は学会で発表することで

多くの鍼灸師に知ってほしいと考えている

慢性腰痛治癒

50代女性

30代からの慢性腰痛

好きなテニスができなくなって来院

MRI検査ではL4の辷り症

L3/4椎間板膨隆、L4/5椎体の癒着

腰部脊柱管の狭窄

画像診断ではテニスをするなど絶望的・・に思えたが

敷布団を見直し

月に3~4回の鍼治療を約1年間続けた結果

念願のテニスができるようになり(ダブルス2ゲーム)

日常生活動作は全く問題がなくなる

臨床で良く経験する

画像診断がすべてではないことを・・・

第8回発達障がい勉強会

明日は第8回小児発達障がい勉強会

当院スタッフによる症例報告が2例

二人とも症例報告は生まれて初めて

一生懸命資料をつくっていたので明日はとても楽しみだ

小児発達障がいへの小児はり治療を広めるために

施設へのボランティア訪問の計画があり

スケジュールを調整することになるだろう

7回の勉強会を通して学んだことを復讐して

標準化した小児はり施術を確立できるか?

これがキーワードだ

大巨で膝の激痛消失

久しぶりに来院された70代男性

左膝関節が歩いたり階段下りるときに激痛がするとのこと

膝関節を調べると水は溜まっていないが

屈曲で(+++)伸展(++)

内側マクマレーテスト(+)

空間診では患側の大巨に深在の軽い邪を認められた

左大巨に40㎜2番鍼で直刺10分間

2日後に再来院され

膝関節・屈曲(-)伸展(-)歩行痛(-)階段(-)

空間診を正しく弁証できれば

身体が自然に治してくれるということ

院内勉強会

今夜は院内勉強会

チーム①

トライデント美容鍼灸科卒業の芳賀先生から

美容鍼の施術講義+実技指導4回シリーズの最終回

チーム②

発達障がい勉強会に向けて、症例報告の作成

チーム③

北辰会式体表観察実技

院長ホームページリニューアル資料作成

22:30まで頑張りましょう

第1回フィジカルアセスメント講習会

昨日は理事をしている(一社)愛知県鍼灸師会が

第1回フィジカルアセスメント講習会を主催

医師の吉田統彦先生を招いて講義をしていただいた

フィジカルアセスメントとは

患者さんを観察し、対話を交わしながら

呼吸、心音を聞き取り

聴診、打鍼、触診をおこない

神経学的なアセスメント(評価)をも行うことをいう

医師に患者さんを紹介する場合

医師への経過報告書を書く場合

西洋医学的なアセスメントを盛り込んだ

文章が医師には理解されやすい事を学んだ

患者さんの為に

鍼灸師と医師が連携することは

これからの医療に望まれること

4回シリーズで1年間学んで行くことになった

低周波を使わない理由

鍼灸院や大学の研究機関で

良く使われている低周波通電治療

我々は一切つ使わない

理由は

極めて繊細な手技を使い

補瀉を考えて一本の鍼を打っている

ここに低周波通電をすると

補法が全て瀉法になりかねない

鍼治療は物理的な刺激療法とは一線を画すデリケートなもの

全身を流れる”気”の滞りや乱れを整えるには

できるだけ少ない鍼が効果的

これを理解できれば低周波通電は

あり得ないでしょう