入浴について その2
入浴には他にも様々な効果があります。
まず、38℃~40℃のぬるめの湯船につかった場合、副交感神経が優位になり、
疲労回復、リラックス効果、血管拡張による血流促進が期待できます。
この場合、最低でも20分~30分はつかって、じっくりと体を温めるのが効果的です。
41℃~43℃の熱めのお湯につかった場合、交感神経が優位になり
目覚めでシャキっとしたい時や、心拍数や拍出量を高め、心肺機能の向上が期待できます。
ただし、循環器疾患をお持ちの方は控えましょう。
入浴することで、温熱刺激により傷ついた細胞を修復してくれる
”ヒートショックプロテイン(HSP)”というタンパク質が産生されます。
HSPが産生されることで、免疫力向上、アンチエイジング、美肌効果、抗がん作用など
様々な効果が期待できます。
HSPは、40℃のお湯に20分浸かる事で活性化されます。
湯船から上がった際は、体温が38℃に保たれるように体をしっかりと保温する事が重要です。
また、汗がたくさん出るため水分補給を忘れずにしましょう!
これから、冬本番!
効果的な入浴で体の芯から温まりましょう!