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過剰な食欲を抑制する

ダイエット目的の耳ツボ療法は昔から存在するが

中には健康食品を抱き合わせで販売するなど

無資格者による高額で怪しい施術も多い

当院では耳つぼダイエットについて

一切施術しない方針をとってきた、が

親しくさせていただいているある医師が

過剰な食欲を抑制することは心身の健康に重要で

治療として耳ツボを使っては、とのアドバイスを頂き

ストレスフルによる過剰な食欲を抑制する目的で

耳ツボの神門・飢点に0.3㎜のパイオネックスを

患者さんに試したところ

90%の有効率が得られた

ダイエット目的ではなく

健康増進のために必要であれば

取り入れるというスタンスで

症例を増やしたいと思っている

座り過ぎ対策その2

デスクワークの時間で

1時間のうち5分でもトイレに行ったり

コーヒーを入れたり

気分転換のために少しでも身体を動かす習慣をつくる

8時間勤務であれば1日トータル40分でも座っていない時間をつくる

昼食が終わったら外に散歩にでる

こんな少しの工夫を実行するだけで

疲労の回復・腰痛・肩凝りの軽減に繋がって

仕事の能率も上がるはず

職場全体が座り過ぎ対策を共有することで

今までの座り過ぎの習慣を変えることができる

実現には上司の理解が必要なのは言うまでもない

座り過ぎ対策

東京都健康長寿医療センターでの研究によると

座り過ぎることの対策は

腰痛・肩凝りだけではなく

将来の疾病リスク回避のためにも

仕事の効率化を上げるためにもとても大切

会社が導入できる一例として

スタンディングディスクや

ワークステーションを用いて

立っても座っても仕事ができる環境を整えること

まだ日本の会社での導入は少数であるが

楽天(株)では全社員にスタンディングディスクを取り入れているそうだ

ただ誤解を招かないようにいうが

「一日中ずっと立っていましょう」というのではなく

「立てるときに立ちましょう」ということで

デスクが簡単に昇降するような構造になっているとこれができる

以下続く

デスクワーカーのリスクその7

デスクワークの仕事をする人にとって

勤務時間中に運動することはなかなか難しい

会社としても社員が将来元気で長生きしても

定年で会社を辞めた後のことだから関係ないじゃん、と思われがち

しかし、座り過ぎの改善は健康指標だけでなく

生産性や職務満足度に繋がり

イキイキと熱意を持って仕事に没頭し

積極的に取り組んでいるかといった

労働指標に直接影響しているのではないか

以下次回に

デスクワーカーのリスクその5

日本は平均の座位時間の中央値が平均420分と

世界の中で一番長いことが分かっている

その理由として考えられるのは労働時間の長さだ

日本はもともと労働時間の長い国であった

週休2日になってから全体の労働時間は劇的に下がってきてはいるものの

週休2日のしわ寄せが平日にきてしまい

1日当たりの労働時間が増えたことが

座位時間の増加に深くかかわっている

以下続く

デスクワーカーのリスクその4

一日60分程度体を動かし

かつ座位時間が4時間未満の人と比べると

一日5分程度しか体を動かすことがなく

8時間は座って過ごしている人は

約60%も死亡のリスクが高まるという報告がある

このような長時間の座位が身体にもたらすリスクは

海外で「Sitting is new smoking」や

「Sitting is killing you」と

呼ばれるようになっている

海外ではそれほどまでに危険視されているのだ

以下続く

デスクワーカーのリスクその3

座り過ぎるていることがメンタル・ヘルスや

認知機能の発達などに影響しているのではないか

という研究もおこなわれている

高齢者の場合は会社人から地域人に移ると

生きがいを失い、何もすることがなく

家でじっと座ってテレビを見ているケースも少なくない

そのことが認知機能の低下を早める可能性もあるという

以下続く

デスクワーカーのリスクその2

最近海外の医学系雑誌「Annals of Internal Medicinne」では

長時間の座位行動は総死亡率や心血管疾患死亡・罹患

がん死亡・罹患、糖尿病の罹患など

それらに対するリスクファクターになるという論文が発表されている

NHK、BS「血糖値スパイク」の番組によると

デスクワークが長いと食後の血糖値の急上昇になりやすく

活性酸素によって、がん、心血管疾患、脳梗塞、認知症等のリスク要因となると報告していた

九州大学の本田貴紀氏の研究では

30分以上連続して座っている時間が多い就労者は

メタボリックシンドロームの発症リスクが高まることも分かった

以下次回に続く

デスクワーカーのリスク

世界中でデスクワークを主とした座り仕事が増えている

「座り過ぎること」が心身に及ぼす影響に注目が集まっている

長時間にわたる座位は、さまざまな疾患のリスク・ファクターにもなり得るという

日常に潜むこのリスクを回避するにはどうすればよいのか

知るべきリスクと身につけるべき習慣について述べる

次回に続く

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冷えと冷え症の違い

大寒を過ぎ、週末は早くも立春を迎えるが

寒さはまだしばらく続きそうだ

手足の冷えを訴える方が多い季節

ここで「冷え」と「冷え症」の違いについて簡単に解説

「冷え」とは

私は若いころから手足が冷えていて、私「冷え症」なんです・・・

これだけであれば「冷え症」ではなくただの「冷え」

「冷え症」とは

手、足、腹、腰、又は身体全体の冷えによってQOLに影響するほど身体症状に表れる場合

例えば腰から足の冷えによって、軟便、下痢、眠れない、頭痛がする、体がだるい等の

愁訴がある場合、これは「冷え症」

中医学的にはいくつかの病因病理に分類可能

治療戦略を立てて、飲食や運動など生活習慣も改善する必要あり

鍼灸治療では五臓・寒熱・陰陽・気血の過不足やアンバランスを整えることになる