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過敏性腸症候群のRCTレポート

過敏性腸症候群(IBS)

便秘と下痢を繰り返したり

ストレスを受けると下痢や軟便がでる

胃腸の精査を受けても炎症性の病変は認められない

対症療法としての薬はあるがなかなか治らない

東洋医学の視点で診たてると

肝と脾の不調和が多い(肝脾不和)

鍼灸治療が有効な疾患であることは

我々は良く経験している

128例の症例を集めてランダム比較試験をしたこのレポートは

エビデンスレベルが高く鍼灸の有効性を証明している

http://healing-studio.com/kabinnsei.html

ブログを始めた動機

そもそもこのブログを書き始めた動機

鍼灸治療は一般には

「肩凝り・腰痛・神経痛には効きそうだ」というイメージを覆し

東洋医学の素晴らしさを多くの人に知ってほしい

こんなに多くの病や症状に鍼灸は効果があります

というメッセージを発信し続けることで

西洋医学で治らない病で苦しんでいる多くの人を救いたい・・・

その内容に誇張はなく真実をありのままに書いている

SNSだからこそそうでなければならないし

このブログを訪れる方とのご縁を大切にしたいと思う

http://www.n-

続、蜂窩織炎?

昨日の蜂窩織炎の疑いの患者さん

採血の結果は白血球やその他の数値は正常値

主治医も蜂窩織炎を疑っていたそうだが結果は陰性

厲兌の刺絡とアイシングが奏功して

どす黒く熱を持っていた患部は痛みが緩和して

熱もなく色も良くなったので

暫く刺絡を続けると治癒する見込み

蜂窩織炎?

1ヶ月前に転倒して市バスのステップに向う脛を強打した患者さん

脛骨の骨折は否定され経過を見るも

腫れと熱は引かず病院で抗生剤を1週間処方される

患部の皮膚はどす黒く”瘀血”と考え

厲兌から刺絡、エレベーションしてアイシング

内科で採血検査の結果待ちとのこと

蜂窩織炎の疑い濃厚

内科では治らなければ切開して排膿すると言われて来院される

刺絡とアイシングを続けて治る見込みはあると診たてた

胸椎黄色靱帯骨化症

胸椎黄色靭帯骨化症

西洋医学では難病指定の病気

症状は両側肋間神経痛、背部痛、下肢のしびれ、下肢の絞扼性の疼痛

悪化すると歩行のふらつき

排尿排便障害もが始まると手術に至る難病

主訴発症から4ヶ月

申脈の鍼治療で主訴はほぼ消失

まだ重い荷物を持ったり

走ったりは控えているが

日常生活に支障なく

ひどかった背部痛は消失した

東洋医学は素晴らしい

http://www.n-acp.lcom

フレイル予防その2

高齢になっても摂取カロリーはあまり減らないが

ぐっと減るのはタンパク質

めん類や口当たりの良い食べ物が多くなり

歯が悪いなどの様々な原因で

肉や魚を避ける傾向になる

大切なことはできるだけ自然の食品から

必要なカロリーとタンパク質を摂ること

肉や魚は100g中約25gがタンパク質なので

肉から25g、魚から25g、乳製品から25g摂取すれば合計75g

3食で一日100gの肉、100gの魚、100gの乳製品・大豆製品

あとは新鮮な野菜・良質な脂質・などを飽きないようにバリエーションを考えて

何より大切なことは”美味しく食べて”心の健康も保つこと

フレイル予防

このように放置しておくと要介護にもなりかねないフレイル

予防法はどうしたらよいのか

平均して70才代から活動量が減り

蛋白質の摂取量も減ることが多く

それが筋力の低下につながるので

①毎日の適度な運動(6000~8000歩の散歩)

②特に下肢の転倒予防の筋力アップのトレーニング

③痛みなどで不可能な場合は水中歩行

以下続く

フレイルとはその7

日本老年医学会では

①意図しない体重減少

②疲れやすいという自覚症状

③握力の低下

④歩行速度の低下

⑤身体の活動レベルの低下

これら5つのうち3つ以上を満たす場合に

フレイルと診断される

以下続く

フレイルとはその6

認知機能が低下すると

コミュニケーションの摂り方が分からないといった不安が増え

外出する機会が減る

そうすると、身体機能が衰え、転倒への不安が出てくる

外出して転倒したらとうしようという不安が閉じこもりにつながり

全体に悪い影響を及ぼしてしまうのが「フレイル」の特徴である

以下続く

フレイルとはその4

フレイルの特徴の一つは「可逆性」で

要介護になると元気な状態に戻るのはなかなか難しくなる

フレイルは原因となる疾患があれば

適切なマネジメントを行い

栄養改善や運動により足腰を鍛えて

元気な状態に戻る可能性を秘めている

以下続く