むずむず足症候群著効
70代♀
主訴:足底のほてり・むずむず感・ピリピリ感
現病歴:今年の夏に熱中症のような症状が発症し以降
両下肢のだるさ・むずむず感・足底のほてりを感じる
神経内科を受診し”むずむず足症候群”の診断
芍薬甘草湯を内服し主訴は緩解傾向であるが
さらなる軽減を求めて来院
弁証:肝腎陰虚証
処置:左大巨に30㎜3番鍼を7分間置鍼
経過:第4診目でほとんど主訴は消失
考察:芍薬甘草湯と鍼治療が相乗効果を上げた症例
70代♀
主訴:足底のほてり・むずむず感・ピリピリ感
現病歴:今年の夏に熱中症のような症状が発症し以降
両下肢のだるさ・むずむず感・足底のほてりを感じる
神経内科を受診し”むずむず足症候群”の診断
芍薬甘草湯を内服し主訴は緩解傾向であるが
さらなる軽減を求めて来院
弁証:肝腎陰虚証
処置:左大巨に30㎜3番鍼を7分間置鍼
経過:第4診目でほとんど主訴は消失
考察:芍薬甘草湯と鍼治療が相乗効果を上げた症例
認知症の予防として
これまでは「頭の体操」や「指先のトレーニング」等が重要だと考えられてきた
しかし国立長寿医療研究センターの研究では
『有酸素運動』こそが一番の予防法という調査結果が出された
運動習慣のある人とない人で、認知症の発症率を比較した研究のひとつとして
ローリンらは、まったく運動しない人(a群)と
週に3回以上ウォーキングをする人(b群)
週に3回以上、早歩き程度の運動をする人(c群)を比較した
a群の認知症の発症危険度を1とすると
b群では0.67、c群では運動をしない人の半分、0.5の危険度だったそうだ
続きは次回に
認知症の前駆症状であるMCI段階での治療と予防について
MCI:mild cognitive impairment
以前からAD(65才以上で発症するアルツハイマー病)の
前駆期・初期の症状として様々な概念が提唱されてきたが
最近最も注目されているのがMICだ
現時点では認知症でも正常でもなく
近い将来ADへと進行する可能性の高い疾患
MCIと診断された人の10~12%が1年以内に
最終的には約半数がADへと進行したという報告がある
したがってMCIは、早期のADを意味すると考えられている
≪MCIの定義≫
1.自覚的な記憶障害の訴えがあり、家族によってそれが確認される
2.運転や家計などの日常生活能力は保たれている
3.記憶以外の全般的な認知機能は正常
4.年齢に比し記憶力が低下している
5.痴呆は無い。
見た目や振る舞いは普通なのに
認知機能が落ち始めている”グレーゾーン”の段階だ
続きは次回に
宇宙飛行士が体験するのは急速な体力の衰えだった
骨量は、骨粗鬆症の10倍!の速さで減少し
骨折や、尿路結石リスクが高まる
ふくらはぎの筋肉は、毎日1%!づつ細くなり
地上の寝たきりの2日分、高齢者の筋委縮の約半年分に相当する
これらの現象はゼロG(無重力)の世界ならではの現象
人類は1Gの重力に適した体の構造と機能を有しているので
宇宙飛行では無重力環境での健康管理技術が必要
ここで得られたデーターがロコモティブシンドローム
(運動器の障害によって介護、介助が必要な状態)
の対策に役立っている
頚椎後縦靭帯骨化症
手術後の後遺症に悩んでいた患者さんより
治療効果に対してお慶びの声を頂いたので掲載させていただく
■頚椎後縦靭帯骨化症、頚椎損傷
64歳 男性
七年前、スキーで滑走中に発症、四肢麻痺となり、停止出来ずに上り斜面で停止転倒、山麓の病院へ搬送された後、自宅近くの病院へ転院、症状進行防止措置としてセラミックのくさびを入れる手術を受け退院しました。
手術は成功し、骨化症の進行は抑えられ、四肢麻痺は回避されましたが、頚椎が傷ついたことによる症状は治ること無く、全体に機能障害と知覚異常が残りました。
リハビリも受けられなくなり、ハリ治療等を検討していたある日、勤務先のフェンス下の雑草を刈り込み挟みで刈っていたところ、右腕が動かなくなりました。
勤務先の郵便受けに入っていたミニコミ誌に検討中だった長岡治療院が掲載されており、すぐ電話をし、ハリ治療を受け始めました。
右手は数回のハリ治療で動くようになり、他の症状にも効果ありと判断し、6年が経ちました。
退院直後は、ナイフ・フォークはもちろん、箸も満足に使えず、食事も苦労しました。現在、痛みもあり指先の感覚は鈍いのですが、右手は普通に動かすことが出来、箸は若者より器用に使えるようになりました。
便秘にも苦労しました。退院時に「この病気の人にはかなりの確率で排便・排尿障害が残ります。」と言われました。厚着をすると和式では排尿が出来ず、大は洗浄便座でなければ出来ません。外出には大変苦労しましたが、ハリ治療(特に木槌による打鍼)の効果でこのところ、快便で外出が気楽です。
バスを降りて勤務先までの数百メートルが、足裏に激痛を感じて途中で休憩しないとたどり着けませんでしたが、痛み感覚が緩和し、現在は数時間歩き続けることが出来る様になりました。
症状が良くなって欲が出てきて、今はフルマラソンを完走することが夢です。
脊髄の術後の後遺症で苦しんでいる方に朗報だ
新米お母さんは
赤ちゃんの抱き方が大事
生まれた瞬間から赤ちゃんはお母さんの匂い
肌の感触、優しい声を記憶していく
お母さんが緊張していると
赤ちゃんにも緊張が伝わる
肩や腕の力を抜いて
優しく慈しむように抱っこをする
母子は一心同体
お母さんがリラックスすることで
赤ちゃんも情緒が安定する
鍼治療で慢性閉塞性肺疾患(CODP)
の息切れ及び酸素の状態を改善できるとの報告が
医学学術雑誌Archives of Intemal Medicine誌に掲載された
(Vol 172.No.11:2012)
明治国際医療大学鍼灸学部准教授の鈴木雅雄氏による研究で
鈴木氏らは息切れを有する軽症から最重症までのCODP患者26人
を対象に鍼治療を週に一度10週間おこない
息切れの評価を6分間歩行で行った
その結果、息切れスケールで4から2まで改善し
さらに動脈血酸素飽和度も88.5%から91.4%まで改善した
この結果から鍼治療には息切れを改善するばかりではなく
酸素の状態も改善する効果があることが分かった
COPD(慢性閉塞性肺疾患)患者への朗報となろう
※この記事は朝日新聞社発行のメディカル朝日に掲載された内容から引用
大学受験中に腹部ガス貯留による
腹部膨満感で苦しんでいた患者さんから
無事難関突破し大学合格し体調も良くなったと
喜びのメールをいただいた
途中で治療にこれなくなる患者さん
我々はとても気になるものである
経過報告のメールは大歓迎!
受験勉強中のストレスで病気を発症し
鍼灸治療で乗り越えた若者を
25年間数多く診させてもらった
めでたく合格し新しい生活に順応することで
おおかた病は癒えるものだ
24日(水)25日(木)は社員旅行で休診となり
ブログも休ませていただきますm(_ _)m
〔〕
顎関節Ope後の顔の浮腫に対して
鍼治療で正常な状態に戻った患者さん
今日の治療中に「全身の緊張が解けて、体が溶ける感覚がした」
と感想を述べられた
左太衝のツボに打った鍼で気の滞りが即座に改善され
10分間の治療中は至福の時間だった様子
生理学的には鍼治療で脳内モルヒネ(エンドルフィン・エンケファリン)
の分泌が促されることが解っている
鍼治療中に心地よく眠くなるときに
気血の流れは整い
治療効果は高まる
中年期以降の女性に多い疾患で
口腔内の痛みや舌の痛みを訴える方は多い
西洋医学的には口腔内に異常を認めないが
患者さんの苦痛は大きい
50代♀長年の口腔内の痛みで悩んでいた
肝腎陰虚症と診たて
足の少陰腎経の照海に置鍼
継続して鍼をして、降紅舌の赤みが薄くなってきてから
口腔内の痛みが著しく軽減してきた
照海の清熱・利咽安神作用が奏功したと考えられる
難治性のこの疾患は弁証論治で解決できる手ごたえを感じている
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月:AM9:00-11:30、PM3:00-7:00
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水:AM9:00-11:30、PM3:00-6:30
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金:AM9:00-11:30、PM3:00-7:00
土:AM9:00-11:30、PM2:00-5:00
日:休み
祝日:AM9:00-11:30、PM2:00-5:00