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北辰会スタンダードコース参加報告

昨日は、治療院のスタッフと北辰会スタンダードコースに参加しました。

午前の講義は「原穴診・空間診」でした。

スタンダードコースは、基礎的な内容を中心に講師の先生が講義されます。

原穴には五臓六腑や経脈の状態が反映されると言われており、

切診の中でも最も重要な診察方法のひとつです。

ツボの反応には、虚と実の反応があります。

虚には、発汗、弛緩、軟弱、陥凹などの反応があり

実には、緊張、硬結、膨隆、圧痛などの反応があります。

これらのツボの反応をフェザータッチで確認していくのが原穴診です。

空間診とは、体を12のブロックに分けて、人体を立体的に捉える診察方法です。

空間診は、臍、頭、腰を中心として上下右左前後に分けて診察します。

使用するのは、急性期の疼痛や、慢性化した運動器疾患を中心として幅広く臨床で応用できます。

私は、北辰会に入会して4年目になりますが毎回新たな発見と学びがあります。

学んだことは、しっかり患者さんに還元できるようがんばります!

http://n-acp.com

フェザータッチの腹診

東洋医学の需要な診察法に

腹診「夢分流腹診」がある

西洋医学の腹診との大きな違いは

西洋医学は圧痛と反跳痛を調べる(急性腹症の鑑別には重要)

東洋医学特に当院の「夢分流腹診」は

手掌全体でのフェザータッチにより

腹部の邪を捉えることが特徴

非常にデリケートなお腹の触診は

患者さんが心地良いと感じるぐらい

羽のような軽いタッチが基本となる・・・

北辰会エキスパートコース参加

昨日は大阪で北辰会エキスパートコースに参加

今朝の大阪の地震にはビックリ

FACEBOOKでは大阪市内の友人の安否情報が届き

全員の無事が確認できました

昨日の勉強会の内容は

①四国の水本先生による

傷寒論で考察する嗅覚・味覚障害

問診力と弁証の奥深さに感銘

②村井和Drと藤本蓮風先生による

日本東洋医学会学術総会での

「乳癌に対する弁証論治による少数鍼治療」

乳癌3症例で腫瘍の縮小と

CA15-3(腫瘍マーカー)の有意な改善が見られたという

奇跡のような3症例

MRIの画像による変化と

鍼灸介入による有意なCA15-3の低下を

スライドで示された

北辰会式少数鍼の可能性に改めて括目した・・・

北辰会エキスパートコース参加

11日(日)は大阪で北辰会エキスパートコースに参加

①90分体表観察実技

これは触診手技を見直しリセットできるので有難い

②180分奥村先生の公開初臨床

主訴:手足の冷えに悩む新米鍼灸師

詳細な問診と生活状況の把握で

気逆による冷えと診たて

銀の古代鍼を百会左に三回翳す処置

瞬時に手が温かく感じ

衞氣の動きを感じることができた様子

北辰会方式を知らない人が見たら

サクラ?と思われかねない処置

鍼を極めれば理解できるはず・・・

北辰会エキスパートコース受講

昨日は大阪で所属する鍼灸研究団体

「北辰会」エキスパートコースを受講

午前の一コマは「体表観察」

脈診、舌診、腹診、原穴診、背候診、空間診、といった

体表観察を1対1で丁寧に診察する実技

午後は藤本蓮風先生による

「黄疸の一症例の物語」

堀内齋毉龍先生による

「ツボなどから読み解く傷寒論解析と選穴(方剤選別)のヒント」

橋本浩一先生による

「大経気象学と運気予測」

大変充実した内容で

今日の臨床からすぐに役立つヒントが満載

いつもながら北辰会に行った後は

四診の五感が鋭敏になる

北辰会エキスパートコース参加

昨日は北辰会エキスパートコースに参加

お馴染みの体表観察実技で

腹診、背候診、原穴診の確認

フェザータッチの微妙な感覚をリセットできた

今日の診療は指の感覚が鋭敏に感じ

とても良い治療ができたと思う

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薫風堂開院!

当院で7年間修行し

延べ2万人の治療を経験した祖父江匡晃先生が

4月3日瑞穂区に鍼灸専門治療院”薫風堂”を開院する

当院の卒業生10人目の開業

これまで様々な鍼灸師が巣立っていったが

祖父江先生は入社時と卒業時の成長度合いが

最も著しい点で抜きんでていた

所属する学術団体の”北辰会”では

講師候補として試験を受け見事合格し

症例報告をするほどになったし

北辰会方式を忠実に学び実践する

名古屋市内で二人目の鍼灸師となった

めでたい門出を祝うとともに

信頼できる優れた臨床家としてここに推薦する

薫風堂ウェッブサイト[http://kunpudo.com/]

北辰会エキスパートコース参加

昨日はスタッフ3人が

(一社)愛知県鍼灸師会女性部主催の

第3回発達障害勉強会に参加

私も含めて他の3人は大阪での北辰会エキスパートコースに参加

県内の勉強会が続いたので久しぶりの北辰会

午前中の体表観察実技では腹診のフェザータッチの再確認

時々講師のチェックを受けると強めのタッチが修正できるのがよい

連風先生と村井先生の日本東洋医学会学術大会での参加報告

”鍼灸の復権”も興味深く拝聴することができ

実りのある一日だった

急性膵炎の症例報告

昨日は大阪で北辰会エキスパートコースの講習会に参加

午前中は体表観察の実技

午後は藤本連風先生の症例報告

「急性膵炎の治験例」

急性膵炎で緊急入院した患者さんが

病院の許可を得て漢祥院に外来受診し

激しい腹痛で苦悶した状態を

腹部の要穴に”ステンレス製の太い打鍼を翳すだけ”で激痛が消失

その1週間後の中国旅行に行き、油膩物を3日間食すことができ完治した

という驚くべき臨床報告であった

初診時血中アミラーゼ 245 1ヶ月後82(正常値)
      AST    78     19(正常値)
      ALT    46     33(正常値)
      LDH   249 166(正常値)

鍼灸治療のさらなる可能性を実感した

早速ステンレス製の太い(直径10㎜)打鍼を購入したので

臨床に使いたいと考えている

祥楓院開業

後輩の鍼灸師が熱田区で開業します

奈良の藤本漢祥院で3年間の修行を終え

苦労の末の開業4月20日

皆で応援したいと思う

祥楓院 Facebookにアップされているので以下をクリック

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