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咳喘息の症例

モリコロパークの「サツキとメイの家」の内装
かなりリアルに再現されていて楽しめます。

30代 女性

主訴は咳のみ

もともと咳嗽で当院を受診していましたが、

数回の治療で緩解したので、しばらく(1年以上?)間が空きました。

今回も同様に咳で受診されました。

以前からの東洋医学的見立ては「気逆」

今回も肝鬱気滞により気が突きあげる気逆咳でした。

1診目はとても暗い表情で、あまり多くをお話してくれませんでしたが、

2診目は来院されたときの表情で「あ、良くなったんだな。」とわかるほどに元気になっておられました。

ストレスの要因について伺うと、夫との些細な喧嘩がきっかけで

お互い溜め込んで溜め込んで、爆発するそう。

鍼治療で気が緩んだのか、心理的背景を少しずつお話してくれました。

患者さんが鍼治療を受けてる最中に、今まで語られなかったことをポロっとこぼしたり、

辛い思いを語ってくれることを多く経験します。

鍼灸治療により、身体のリラックスを促すことで気持ちにゆとりができ、自分のこころに意識を向けられるのでしょう。

こころとからだは密に繋がっていて、両者は互いの影響をうけながら揺れ動いているのです。

これは私達が教えることではなく、患者さんが自ら気づくことが大切です。

漢方医による評価

ある幼少期から発症した

病歴30年以上の喘息患者さん

漢方薬治療を併用されているが

処方されるDrからは経過が良いので

「良い鍼治療を受けているね、喘息は治るよ!」と言われたとのこと

東洋医学の同じ視点で経過を観察しているので

漢方医から客観的に良い評価をされることは

東洋医学の臨床に携わる者として無類の喜びだ

http://www.n-acp,com

慢性気管支喘息治癒

70代♂

平成13年慢性気管支喘息発症

平成23年初診、血中酸素濃度(SPo2)88% 

※SPo2の正常値は96~99%

10種類の内服薬を服用するも改善せず鍼灸治療開始

弁証:肺気不宣・痰飲阻肺・腎気虚

週に2回の治療を続け、一ケ月でSPo2は改善傾向を示し

徐々に夜間の激しい咳と呼吸困難(痰が絡んで)が軽減し始める

1年経過する頃には殆ど咳は無くなり

血中酸素濃度(SPo2)は96~98%と正常値になった

10種類の薬は内服中止、補腎の漢方薬を内服するのみで

現在咳は全く出なくなり、ほぼ治癒したと考えられる

週に一度の鍼灸治療は健康管理の為に続けている

患者さんより感謝の言葉をいただいたので

後日HP”患者様の声”に掲載します

玄関の生花は誰が?

長年苦しんだ喘息患者さんが

鍼治療で病が癒えて大変喜んで頂き

来院されるたびにお庭の花を持ってきて下さる

毎回様々な美しいお花で楽しませていただくが

一体どれほどの素晴らしいお庭なのか一度拝見したいほど

M・Mさんいつも本当にありがとうございます

慢性気管支喘息

慢性気管支喘息

60才♀

5才から喘息発症

結婚育児中は発作は出なかったが

30才から発作多くなる

救急車で数回搬送されるほどひどかった

気管支拡張剤を2種類

吸入液を4種類使用

証は肝気犯肺と診たてた

2010年7月から治療開始

右太衝に15分置鍼

2回治療してから発作が軽減

最近はすこぶる調子がよい

薬は時々吸入液を使う程度

長年の喘息発作がたった1本の鍼で治まった

患者さんの嬉々とした表情が物語っている

喘息

白 露(二四節気)

喘 息

60才女性

5才の時から喘息発症

結婚し3人の子供がいるが

出産のたびに喘息が悪化

奈良の師匠の藤本蓮風先生からの紹介で来院

右太衝に一本置鍼

以降喘息発作はなく

気管支拡張剤の吸入はいらなくなった

長年内服している気管支拡張剤の内服薬を

リバウンドしないように徐々に減量しているところであるが

体調は非常に良いと喜ばれる

病の根本を探るために、問診だけで1時間半かかった

病を治すためには丁寧な問診がいかに大切かが理解できる

http://n-acp.com

喘息完治

先週土曜日に2回目の治療をした

気管支喘息の中学生の女の子

3回目の来院

食後の咳は全く出なくなった

処置は右公孫に一本打っただけである

湿邪の停滞がなくなり、気の巡りがよくなった

完治である

内科的な治療には特に

一本鍼は著効を示すことが多い

舌の写真は1枚目が初診

2枚目が2週間後の今日の舌

舌の白苔が薄くなって、舌尖の赤い斑点(紅刺)が消えて

全体の赤みも薄くなって(淡紅色)いることが判る

自覚症状もなし、脈も良い、舌もきれいになっている

確実に病が癒えている

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喘息

金沢21世紀美術館にて

喘息(気管支喘息)に鍼治療が有効なことはあまり知られていない

中学生の女の子
咳が止まらないので内科を受診して「喘息」の診断をうけた
抗生剤、気管支拡張剤などの投与をしても咳は止まらない

1時間かけて問診と体表観察、脈診、舌診の結果
喘息と言われた「咳」の原因は胃腸の弱りと気の乱れにあった

右公孫に一本鍼を打った
1週間後の今日に2回目の来院
咳は8割軽くなったと笑顔である
病が癒えたときの笑顔は素晴らしい

冷たい飲み物を飲みすぎたことで湿邪が生じ
身体の上に気が突き上げて咳になった
養生は冷たい飲み物をゴクゴク飲みすぎないこと・・