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坐骨神経痛

T・M 28才 看護師

一年ほど前に坐骨神経痛が現れた時は、ただ安静にしているだけで仕事を退職するまでになりました。仕事もハードだったので、3週間の安静でも良くならない状態でした。その後状態は回復し、また仕事もできるようになりました。 た、日常生活を送るのもつらい坐骨神経痛があらわれ、鍼灸治療と安静療養を約3週間行うことで、仕事への復帰もでき助かりました。お薬のようにすぐに痛みをとってくれるわけではありませんが、徐々に症状を楽にしていただき、今はどんな状態だということがわかるので、私は鍼灸治療を行ってよかったと思います。

坐骨神経痛

長崎県 大石るい子 72才

私は長年両足のしびれ等が続いて大変苦しみました。私の暮らしている所は、長崎の離島でなかなか良くして頂ける医者とか病院がありません。 娘が名古屋に居ることもあり、長岡先生の所へ連れて行って頂きすっかり良くなりました。 今は畑仕事など楽にできます。以前は大変だったのに、今は大丈夫です。 ほんとうに有難うございました。

坐骨神経痛に灸頭鍼が効く!?

灸頭針について
https://blogs.yahoo.co.jp/n_harikyu/72855760.html

今回、冷えを伴う坐骨神経痛に対して、灸頭針が有効だったのでご紹介します。

症例:60代 男性

主訴:左殿部~両側大腿後面の痛みとしびれ

現病歴:慢性的に腰痛あり。ここ最近、立ち仕事が増えて痛みが増強する。(スーパーの売り場)

運転中の際、激しい痛みで車を停めるほどであった。

現症:神経根障害を疑う所見なし、仙腸関節負荷テスト陽性、梨状筋に強い緊張認める。

殿部~大腿に他覚的な冷感あり。舌は暗紫、脈は遅渋、三陰交に実の反応

西洋医学的病態把握:梨状筋症候群
東洋医学的病態把握;寒凝血?(足太陽膀胱経脈病証)

治療:三陰交、胞肓に灸頭針(3壮)、陽陵泉、臨泣、膈兪など駆?血の配穴

経過:1診目の治療後、殿部~下肢痛は消失。腰痛のみ残存するのみ。

5診目には腰痛もほぼ消失、趣味のゴルフも楽しめるようになる。殿部~大腿の他覚的冷えも改善。

この症例について

痛みが増悪した時期は、スーパーの立ち仕事が増えた時期でした。

スーパーは冷房がかなり強めにかけてあり、強い冷えを感じていたそうです。

東洋医学的には、風寒邪が経脈に停滞し、?血を形成したと考えます。

灸頭針は、寒邪を散らし、経脈を疏通させる効果があります。

また駆?血の配穴で、?血を取り除いたことが、数回で著効につながったと思われます。

気候と坐骨神経痛

こんばんは、長岡哲輝です。

一段と寒さが強くなって、朝と日中の気温差が大きくなっています。

患者さんが訴える症状でこの時期、特に多いのが「坐骨神経痛」です。

神経痛を東洋医学では「痺証」といって、“寒邪(冷え)”が経絡に滞っている状態と考えます。

日中気温が上がったときは、”風邪(暖かい風)”により皮膚の?崕理(毛穴)が開きます。

そこに、夜から早朝にかけて気温がぐっと下がると、開いた?崕理から”寒邪(冷え)”が侵入して

坐骨神経痛などの神経痛を発症するのです。

“寒邪”は下半身から侵入することが多いので、しっかりと腰や殿部を温めることが重要です。

また上半身を厚着してしまうと、発汗してさらに?崕理が開くので、

上半身はなるべく薄めにして上着で調節するといいでしょう。

寒暖差が激しい日は、汗をかかない程度の上着に、厚手のタイツや靴下を合わせるのがベストでしょう。

モートン病って?

モートン病と診断され

西洋医学的にあらゆる治療をしても治らずに

当院を受診される患者さんが多い

モートン病とは足の3~5趾の神経腫や滑液胞炎と言われているが

東洋医学的に診ると足の少陽胆経の経気不利

西洋医学的に診ると脊柱起立筋の下部腰椎レベルでの過緊張

足少陽胆経の気滞を改善するだけですぐに良くなる場合と

脊柱起立筋の過緊張を緩和する治療を加えて治る場合が多い

腰部脊柱管狭窄症治癒

60代男性

腰部脊柱管狭窄症による右下肢痛

痛みで好きなテニスやゴルフができない

手術の予定をキャンセルして鍼灸治療を開始

一か月数回の治療で痛みはほとんどなくなり

テニスやゴルフを徐々に再開しながら

月に一度の治療で経過は極めて良好

今では週に一度のテニスを若い方に交じって

楽しめるようになった

同様な病気で苦しんでいる方は手術の前に

鍼灸治療を一か月受けることをお勧めする

患者さんからの手紙

坐骨神経痛と50年間続く足裏の火照りが治って

患者さんから喜びのお手紙を頂いたので原文で掲載させていただく

[坐骨神経痛(梨状筋症候群)・50年前からの足裏の火照り]

初め神経痛で左足全体がいたくて眠れないほど苦しい日がつづいていました。

知人と話をした所、ハリ灸の長岡治療院に行ってみてはと

おしえもらって聞いた時ハリはこわいと思った。でも行ってみないとわからない、

しばらく通院しました。

今では痛みもなくほんとうに良かったと感謝しています。

その上足のほてり症で長年にわたり苦しんでいた。

それが3回のハリ治療でほてりはスッキリ。

夜ねるとき足を布団から出さないと眠れず、私はそれが普通だと思っていました。

今では朝までぐっすり眠れるようになりました。

長岡先生ありがとうございました。

天白区 加藤 恵子様73才

腎虚腰痛に伴う坐骨神経痛

70代♂

50代より人工透析

3か月前より右大腿部、腰部の痛みでしゃがむことができない

整体に2週間通ったが痛みは変わらない

四診合参して弁証は腎虚腰痛と診たて

右天井に10分置鍼、右腎兪に10分置鍼後知熱灸

直後に痛みは緩解

第三診目で痛みは消失

以後経過観察とする

胞肓穴の効果

坐骨神経痛が慢性化し下肢のしびれや痛みを訴える患者さんは多い

”腎虚”による坐骨神経痛に対して

患側の太陽膀胱経の「胞肓」穴が良く効く

50代♂

右下肢後側のしびれと痛み

弁証:腎陰虚症

処置:右胞肓に1寸6分2番鍼13分置鍼

効果:治療中に右下肢が暖かくなり自覚症状消失

この他にも多くの症例で「胞肓」の有効性が確認された

空間論による坐骨神経痛の症例

40代♂

ゴルフのスイングや胡座をかくと臀部痛発症

問診30分、体表観察数分

百会右に著明な反応

1寸3番鍼を百会右に置鍼すること10分

治療直後に痛みは消失

空間的な歪みが整うといつも驚く程の効果を示す

最近の痛みの疾患の多くは「空間論」で弁証して著功を得ている

治りも早く経過も良好である

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