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学校養成施設カリキュラム改訂

あんまマサージ指圧師・はり師・きゅう師を養成する学校等の

カリキュラムなどを定めた文科・厚労同省令が16年ぶりに改訂され

平成30年から適用されることになった

最低履修時間数がおおはばに引き上げられたことにより

追加カリキュラムが400時間程度増やされた

中でも最も時間を割いているのは

臨床実習135時間である

これまでもこのブログで声高に叫んでいた

鍼灸治療院での臨床見学実習が追加され

なんと3単位135時間である

技楡澆△燭蠎遜8時間として17施設に見学する必要がある

しかしこれには大きな問題点があった

以下は次回に・・・

鍼灸学校教育改革

以前から声高に叫んでいた鍼灸学校の教育改革が

2年後から導入されることになった

3年間の総単位数の引き上げに伴い

臨床実習を1単位から4単位に拡充

臨書実習受け入れ鍼灸院を選定し登録することになるが

果たしてどれだけの鍼灸院が届け出るのか興味深い

受け容れる我々の資質も問われることになろう

当院は10数年前から学生の臨床見学生を受け容れているが

臨床実習が義務化されると、見学生の質のばらつきが出ることは懸念材料といえる

社会人として身に付けるべきマナー

医療人としての心構えなどをしっかりと教育してから

送り出して欲しいと切に願う

臨床見学初日

今日は鍼灸学校在学生の夏休み臨床研修初日

将来はカリキュラムに臨床実習を取り入れる可能性があるため

母校の鍼灸学校では研修生の受け入れ鍼灸院を3倍に増やしたとのこと

そのあおりで例年よりも見学生は少なくなったが

20年以上続けている臨床実習は

受け容れる我々も見られているという

良い緊張感があるので自分は好きだ

この様な素晴らしい制度はもっと多くの学校に

広めてほしいと願っている

中部大学CAAC

中部大学シニア向けの公開講座

アクティブアゲインカレッジ

東洋医学の講座が6コマ

愛知県鍼灸師会の臨床家4人で

受け持ち14人の受講生(50歳以上)に

講義をすることを以前にこのブログに書いた

昨日はその打ち合わせを当院で行った

如何に興味をもって聴講していただけるかについて

議論百出した結果

毎回ツボの説明と取穴の実技

脈や舌の診かたと治療後の変化等を知ってもらう

参加者に問いかけながらツボを教えるという方向性で一致した

http://www3.chubu.ac.jp/caac/

学生臨床見学

今年も鍼灸学校在学生の治療院見学が始まった

鍼灸学校で臨床を学ぶ機会はほとんどなく

治療院を学生に見学させてプロの臨床を見せる

という制度を20年間続けている

素晴らしい制度にもかかわらず

見学を希望する学生が少ないことには何時も憂慮している

今の学生は医療としての鍼灸を学ぶ志が低いと言わざるを得ない

とはいえ見学に来る学生はまだ”まとも”

真剣に治療を見学し、メモを取り、質問も多い

開業して信頼を得る為に何が必要かを学んで

医療としての鍼灸を学ぶ道標を見つけて欲しいと切に願う

学生の見学制度

今年もまた学生の鍼灸院見学制度が始まった

鍼灸学校から数名の学生が治療の見学をすることになっている

見学制度は進路や勉強方法などに迷う学生への道標となることも

また、見学される当方は適度な緊張感が生じるので好ましい

昼食時の若者との会話もまた楽しみ

見学に来る学生はみな志は高いと信じている

鍼灸学校と人間教育

鍼灸の専門学校は数多いが

コミュニケーション能力を

教育している学校はまだ少ない

社会経験のない若い学生だ

人とのコミュニケーション能力を教育することは

必須ではないかと感じる

治療家である前に、社会常識をもち、正しい言葉づかいができる

教養のある人間であってほしい

院内教育のありかたも考える必要があるのかもしれない

臨床見学の学生

鍼灸学校の夏休みの間

臨床見学の学校指定治療院の当院は

10人程度の見学生を受け入れている

単位制となっていないので

見学に来る学生は皆真面目で熱心

但し皆治療法に迷いがある

どういった診たて方をすればよいのか

学校では統一された東洋医学的診断法がないといっても過言でない

何度もこのブログで叫んでいるが

全国統一して黄帝内経・素問・霊枢を教科書にすべきだ

この2400年前の東洋医学の永遠不変のバイブルを

学校教育で取り入れることで学生の迷いが少しはなくなるはず

あとは卒後に様々な治療法を選択して自らの生涯教育とすればよい

卒後の研究や勉強さえできない鍼灸師は自然淘汰される

臨床見学生

母校の鍼灸学校から卒業年度の在学生の治療院見学の依頼があった

お世話になった母校でもあり進んで申し入れを受けた

鍼灸臨床を公開することは

鍼灸師を目指す学生にとっては

貴重な体験でもあるし

我々スタッフにとっても

院内に学生がいることによって良い緊張感も生まれる

叉、臨床のイロハを教えることは

教育という意味でまた臨床とは違う刺激が得られるのだ

この見学を受け入れる鍼灸治療院が少ないのが、実はこの業界の大きな問題

一人で患者さんを見ているから他人が入られるのを嫌う鍼灸師が多い

治療方針や理論に自信がなく受け入れない

学生に見せるほど患者さんがいない

等々、様々な理由があるようである

鍼灸院臨床研修制度

昼休みに名古屋駅前のスパイラルタワーの

名古屋医専という医療系専門学校を訪問した

(社)愛知県鍼灸専門師会の常任理事として

鍼灸学校の在学生への鍼灸院の臨床現場を開放して

研修していただく、という制度の説明をするための訪問

専門学校は臨床を学ぶ機会があまりにも少ない

鍼灸師を志す希望にあふれた若者に我々ができることは

生きた臨床現場を体験していただくことと信じて

この研修制度が発足して10年

延べで200人弱の学生さんを受け入れてきた

ただ見学するだけでなく、手が空いた時や診療が終わってから

志の高い医療人になって欲しい一心で、質問を受け、持論を述べる

この触れ合いは我々にもよい刺激になっている

100人いる本会会員で臨床研修を受け入れる治療院は

わずか5件という事実はこの業界の問題点を浮き彫りにしている

http://wwwn-acp.com