打鍼
打鍼
打鍼とは金や銀のてい鍼を使って
木槌でお腹を軽くカンカンと叩く手技である
伝統的な日本の古流派の一つの”夢分流”打鍼術を臨床で使っている
安永二年(1772年)に夢分斉が≪針道秘訣集≫を著したことになっている
夢分斉はもと禅宗の僧であったが、母の病を治したい一心で工夫を凝らし
遂に打鍼法を生み出した
人の病を治したいという一念、これこそ医の原点である
夢分流腹診というお腹の触診をおこない”邪”を捉える
”邪”を散らす目的で銀の打診を打つ
一般に”邪気”の停滞している部位に打診をすると
初めは鈍い音がするが、すぐに金属的なカンカンという
澄んだ音に変化する
非常に速効性のある治療法である
一般の鍼灸院ではこの打診はほとんど使っていない
というか知らないか知っていても使いこなせない
我々は10年間北辰会で学んできた技術を臨床に使って
成果を上げている
http://www.n-acp.com