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湿熱邪にご注意

この2日間の猛暑はこたえます

昨日は異常高温、但し湿度は低め

今日の名古屋は36℃ぐらいか

日本海に台風崩れの低気圧があるので

南からの湿った空気の影響で猛烈に蒸し暑い

タイから帰国した患者さんがタイのほうがましだとか

北海道ではいなかったゴキブリが繁殖しているとか

湿熱邪に負けないようにするには

飲食過多で脾胃に負担をかけないこと

甘いものを食べすぎないこと

充分な睡眠と休養で生気を消耗しないこと

来月は久しぶりにスクーバダイビングにいくので

海の中は静穏であることを願ってます

白露

今日は二四節気の白露

白露とは 「陰気ようやく重なり、露凝って白し」

ということから名付けられ

秋が本格的に到来し草花に朝露がつくようになるという意味

8月の猛烈な暑さがおさまり

朝晩は涼しさを感じるようになった

秋雨前線が東に移動中なので

これからは周期的に移動性高気圧と

寒冷前線が交互に入れ替わる

暑邪が去って気温が急に下がる時は

風寒邪の影響で、呼吸器系、消化器系の病気に注意が必要

冷飲を避けて、羽織るものを一枚持ち歩くとよい

寒冷前線の影響

24日~25日にかけて日本列島を寒冷前線が南下して

豪雨をもたらし、今朝にかけて一気に気温が下がった

先週までは暑邪の影響を語っていたが

正に処暑を境に季節が一変し

寒邪を受けて、上実下虚となりやすい

この気候の急変は患者さんにとって

負荷テストのような機会と我々はみている

寒邪の影響を受け体調の悪化があれば

腎虚傾向(陽虚>陰虚)が認められる

何れにしても補腎の処置が有効だ

暑邪

「夏に暑邪に傷られると内熱が盛んになる」≪黄帝内経・素問

太平洋高気圧の勢力が旺盛で暑い夏になりそうだ

”暑邪”によって内熱が生じている患者さんは増加している

素体として、陰虚傾向であると、より内熱(虚熱)が生じやすい

舌色は紅色で苔は薄いか、無苔

照海、合谷、霊台等の経穴が有効

夏野菜、水分の多い夏の果物の摂取は清熱を促す

この時期アルコールは控えめに

アルコールは体内で熱化するから

小暑とは思えない暑さ

昨日の七夕は24節気の小暑

梅雨明けが近付き、少しずつ暑さが本格化し始める頃

小暑から大暑の時季を暑中と呼ぶので

暑中見舞いはこの期間内に送る習わしとなっている

しかし、今日東海地方は早くも梅雨明けで猛暑日連続である

夜中も気温が下がらず、エアコンなしでは寝付けない日が続きそうだ

暑さの邪気を”暑邪”といい、内熱をこもらせ、熱は上亢し、のぼせ

不眠、頭痛、鼻閉、口渇、眩暈等々不定愁訴の原因となる

清熱作用があり、身体の水分を補う食材を摂取し

清熱解毒作用のある”苦味”をアクセントにつかうとよい

≪熱を冷ます作用のある食材≫

豆腐、トマト、きゅうり、空心菜、もやし、白瓜、冬瓜、なす、ジュンサイ、キウイ、

すいか、なし、パイナップル、メロン、マンゴ等

≪体の水分を補う作用のある食材≫

豆腐、緑豆、くず、きゅうり、くわい、きくらげ、冬瓜、トマト、はす、梅、キウイ、

スイ力、 なし、パイナップル、メロン、桃、レイシ、レモン、りんご、ぶどう等

湿熱邪に注意

このところの高温多湿で体がだるいひとが多い

南からの暖かい湿った気流によって

”湿熱邪”によって”内熱”が生じ

体のだるさを招く

治法は”健脾””利湿””清熱”

正しく診たてれば一本の鍼で対応できる

あとはエアコンの除湿機能を上手く利用すること

今時の多機能のエアコンの使い方を知らないケース

80代

蒸し暑いので今日初めてエアコンを入れたが

リモコンが多機能なので使い方がわからず

冷房で27°自動に設定

冷たい風が沢山吹いて

冷え過ぎて頭が痛くなりエアコンを切った・・・

陽虚体質なので除湿28°で微風がいいのでは?

本人理解できず次回リモコン持参で説明することに(笑)

湿邪の影響

低気圧が発達しながら日本海を東に移動している

南からの湿った風で荒れ模様の予報だ

この時期湿った風は”湿邪”をもたらす

湿が経絡を阻滞すると頭が重い

四肢がしびれる、重だるくなるといった症状が現われ

五臓の脾に影響すると

全身の重だるさ、倦怠感、食欲不振が現われ

舌は胖大、湿潤、舌苔は膩苔となる

治法は利湿、健脾

陰陵泉・脾兪・などに反応が現われやすい

気圧の低下と疼痛

低気圧が近づくと持病の痛みが悪化することがある

このメカニズムは気圧の低下により

細胞内圧が相対的に高まり

膨張する為に周辺組織を圧迫して起こると考えられている

これを東洋医学で考えると

膨張は「気滞」(気の停滞)で

気が停滞して経絡の気の巡りが悪くなれば

「巡ざれば痛む」により痛みを引き起こすと考えられる

耳鳴りと低気圧

今日は日本海を寒冷前線が通過して

この地方は冷たい雨の一日であった

耳鳴り・耳の閉塞感・難聴を訴える患者さんは

気圧の変化に反応する事が多い

低気圧の接近によって鼓膜の内外の気圧差が生じる為に

耳の閉塞感や耳鳴りが悪化する

鍼治療によって耳鳴りや閉塞感の改善が認められて

台風や低気圧の接近でも症状の増悪がなく

脈診や舌診所見も改善していれば

気の滞りや湿痰による耳の病気は治癒したと考えてよい

※明日は臨時休診させていただきます

湿熱邪

今日は日本の北に低気圧が発生した影響で、

大気の状態が不安定になり

南寄りの風で湿度が比較的高く

気温も上がり蒸し暑さを感じた

”湿熱”という外邪の影響を受けやすい患者さんは

こんな日に関節痛や神経痛が悪化する

今夜は胃腸に負担をかけないように

飲酒や、脂っこいものを控えめにすることで

体調を整え”未病を治す”こともできる