春の逆風
このところ、寒冷前線通過後の北寄りの高気圧の影響で
北西風が非常に強い
朝晩は”寒邪”の影響で気温差が大きく、
更に北西風の”逆風”により冬とは異なる
”風寒邪”を受けやすいといえる
今年は特にこの季節の”逆風”が強いので
冷飲や、脂っこい飲食を控え
脾胃を労わる養生が必要である
このところ、寒冷前線通過後の北寄りの高気圧の影響で
北西風が非常に強い
朝晩は”寒邪”の影響で気温差が大きく、
更に北西風の”逆風”により冬とは異なる
”風寒邪”を受けやすいといえる
今年は特にこの季節の”逆風”が強いので
冷飲や、脂っこい飲食を控え
脾胃を労わる養生が必要である
春の足音が近付くと「鬱症状」を呈する人が増える
東洋医学による弁別は
〕杁い旺盛になり木乗土により、脾気虚~心脾両虚になる
肝気が上亢し心肝火旺になる
4怜I塹造砲茲襪發
,鉢は倦怠感を伴って胃腸の不調も訴えることが多い
△躁状態から一転して鬱状態に変遷することもある
いずれも鍼灸治療が奏功する
立冬が過ぎ
移動性高気圧に覆われる日
太平洋側は日中は暖かさを感じる
西高東低の冬の気圧配置になると
北西の風が強く空気は乾燥し気温が下がる
温暖な気候から急変して寒くなると
六淫の邪気(風・寒・湿・熱・燥・火)の
”寒邪”の影響で”風邪”をひきやすくなる
早めに部屋を暖め、背中を冷やさないこと
胃腸が虚弱で、冷え症の方で
寒気がして、透明な粘り気のない痰や鼻水を伴う
風邪の初期には”生姜湯”が良く効く
【作り方】
生姜、ねぎ白部、を10gとお茶6gを煎じ、黒砂糖15gを溶かして飲む
体が温まり発汗すると早く治ります
最近朝晩冷え込みを感じるようになった
上空には真冬並みの寒気が南下してきている
病邪という病気の原因となる外因(生体以外の外から侵入する邪気)には
風邪・寒邪・湿邪・熱邪・燥邪・火邪という六淫の邪気がある
このところ”寒邪”により軽い風邪の症状を発症する人が多い
体表では外関・風門・肺兪等の経穴の左右差や発汗・冷え等を調べ
脈が浮いてきているようなら、大方冷えや発汗えを認める上記の経穴に
瀉法をすると寒気や喉の痛み等が早期に緩解する
※この”気象学”という書庫の内容は
北辰会講師の橋本浩一先生(鍼灸師・気象予報士)の著書
「内径気象学入門」緑書房よりしばしば引用させていただいている
この本は黄帝内経≪素問≫陰陽応象大論に記述されている
気象学の原理・法則に基づき、現代気象学も応用した世界で初めての名著である
興味がある方は一読をお勧めする
白露を過ぎ季節は確実に秋に向かっている
台風12号が過ぎ去ってからこの地方はしばらく
西からの大陸性高気圧に覆われて快適な気候だった
しかし、台風13号が奄美大島付近を通過することで
また、南からの湿って暖かい風が太平洋岸に吹きこんだ結果
高温多湿の”湿熱邪”の影響を身体が受けて体調を崩す人が増えている
前線が日本の北に位置するとしばらくこの状態が続くので
水分補給を適度にすることと、脂っこい食べ物や、酒の飲みすぎ
食べ過ぎには注意が必要である
前線が南に下がったり消滅し西からの高気圧が移動してくれば
さわやかな秋晴れがやってくるので味覚の秋を満喫できるようになる
湿度や気温に合わせた生活、飲食をすることがとても大切である
台風6号はどうやら南の海上に抜けていくのか
名古屋では今夜は風雨もおさまってやれやれである
7月に大型の台風が日本に上陸することはめったになく
台風の卵が発生する赤道付近の海水温の上昇が影響しているのかもしれない
さて、台風が接近すると体にどういった影響が現われるのか
気圧の変化は関節腔内や脊髄、サイナス(鼻と耳の間の空間)などの閉鎖された体内の空間において
内外の気圧差が大きくなる(台風の非常に低い気圧に対して内圧が上がる)
こういった急激な変化によって、リウマチや神経痛が悪化したり
耳鳴り難聴と言った耳鼻科疾患にも影響が認められる
東洋医学による病因病機では、南の湿った暖かい気流をもたらす台風は
”風熱湿邪”という邪気を生じ、気温の上昇によって”肝気上逆”がおきやすい
頭痛、頭重、のぼせ、耳鳴り、めまい、アトピーなどの皮膚病の悪化etc・・・
気候の急変に応じた取穴が臨機応変に必要になってくる
明日は台風一過で掃除と洗車でもしようか・・・
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このところの熱さで熱中症の患者さんが増えている
本人は熱中症の自覚はないが
体表観察すると舌は紅舌或るいは舌先紅刺、百会に熱
脈は浮弦数、主に中焦から上焦にかけて体表の熱、顔面紅潮
頭痛や体のだるさ、などを訴える
微熱程度でも所謂熱中症の所見
合谷、身柱、百会等で清熱の処置
百会や少商、少沢などに刺絡
即効性があり治療後にはすっきりして帰宅できる
[]
気象庁によると、山梨県甲州市(勝沼)では最高気温38・5度
甲府市で38・1度、三重県桑名市では37・5度を記録。
いずれも統計開始以来の6月の最高気温を更新した。
統計開始以来の猛暑という言葉が陳腐化するほど近年の温暖化は著しい
一昨日までは寒湿邪
昨日からは暑邪が旺盛に
発汗の程度によりスポーツ飲料などの摂取
冷房の冷え過ぎには要注意
今年の梅雨は曇りや雨がとても多く湿度の高い日が続いている
過食は勿論、もち米類・牛肉・麺類など湿邪が多い飲食物に注意が必要
脾胃の病が多くなるので(胃腸障害)食養生が欠かせない
長期にわたる外湿は脾気を虚損させるので、実証の患者さんでも補法が適することがある
また、今年の梅雨の特徴は気温が低く湿度が高い「寒湿邪」であるので
冷飲過多で内湿が停滞し「脾虚湿盛」に至り、食欲不振、身体がだるい、軟便傾向になりやすい
冷たいビールは特に飲み過ぎないように
日本の雨季である梅雨は非常に湿度が高く
外湿が盛んで内湿(体内の水の停滞)を生じ
湿困脾土(湿邪が停滞し胃腸が弱ること)の病理を形成し
脾(胃腸の消化吸収の機能)の病証を発症しやすい
したがって、脾(胃腸)の弱い人は梅雨入りまえから
胃腸の調子を整え、養生しておかねばならない
この時期に胃腸(脾)に負担をかける飲食は控えることで
梅雨時の体調の悪化を予防できる
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