結膜炎
結膜炎を西洋医学で分類すると
1・細菌性結膜炎 :様々な細菌によって結膜炎を生じる。原因となっている細菌に有効
な抗生物質や抗菌剤の点眼液で、ウイルス性結膜炎に比べ、短期間に治癒しやすい。
2・ウイルス性結膜炎 [編集]様々なウイルスで結膜炎が発症するが、感染性が強いもの
として以下の3つが有名である。
①流行性角結膜炎 別名、はやり目である。アデノウイルス8型でおこる。
②咽頭結膜熱 別名、プール熱である。アデノウイルス3型でおこる。
③急性出血性結膜炎 別名、アポロ病である。エンテロウイルス70によっておこる。
3・アレルギー性結膜炎
花粉等のアレルゲンにより発症する。
どのタイプでも鍼治療が有効であるが、感染性結膜炎の場合は抗菌剤や抗生物質を
併用することも治癒を早くする.
50代♀
アレルギー性結膜炎で時に酷い充血、痒み、瞼の腫れが発症する、点眼薬は無効
弁証:肝鬱化火
治側:清熱・瀉火
取穴:大敦に刺絡
経過:一度の処置で翌日に主訴は消失、以降経過極めて良好