頚椎症に対する少数鍼
60代男性
3年前から右上肢~手指のしびれが出現
整形外科のX-P検査で頸椎の間隔が狭くなっていると言われた
半年前から範囲が広がり悪化
通院されている奥様のご紹介で来院
上肢反射は正常、握力正常、頸椎の後屈で患側上肢に放散痛
西洋医学的には「頚椎症」
中医学による弁証は「右小陽胆経経気不利」
処置は腹臥位で右胆兪に3番鍼で10分置鍼
4日後に再診、しびれは治療後から8割軽減し経過良好
病歴が長いにもかかわらず1回の鍼治療で著効を示した
弁証~治法が正しければたった1本の鍼でよく効く症例