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第2頸椎と噛み合せ

頚椎は頭蓋骨の下から7つある

第2頸椎は軸椎といい頚椎の運動に重要な椎骨である

この椎骨が左右にずれることがある

多くは歯の噛み合せの異常で

歯列の乱れ、顎関節の位置異常、等によって

患側の側頸部の筋緊張により第2頸椎が引っ張られて

左右にずれる

主訴は慢性の頭痛、頚肩部痛、肩こり、眩暈、耳鳴りなどが多い

触診で第2頸椎のアライメントはすぐわかる

噛み合せについては矯正歯科への紹介も視野に入れて治療するが

鍼治療とAKA(関節包内運動)で元に戻ることがほとんど

矯正歯科との連携

スイセンの花

矯正歯科との連携

昨日解説した頭痛の原因が(西洋医学的に)

歯列の乱れによる噛み合わせの不良という事例は少なくない

歯列の乱れや、顎関節症が疑われた場合には

緑区のH矯正歯科医院に紹介状を書いている

H矯正歯科医院の先生は矯正歯科学会の”指導医”の資格を取得した

名古屋市内でも数少ない矯正歯科医で、その高い技術には定評がある

矯正歯科を標榜していても、登録医、認定医、専門医、指導医に分けられ

経験年数と試験によりランクがあるので、よく調べ受診することが肝要

顎関節症は、顎関節の関節円板の炎症や変形によって

顎関節の痛みのみならず、随伴症として頭痛や肩こり

その他のまざまな不定愁訴が発症することがある

機質的に歯の噛み合わせの不良が疑われる場合

歯列の矯正が欠かせないのである

しかし、多くの場合はスプリントの装着と鍼灸治療で解決できる

当院より紹介してOpeに至った症例は今のところ皆無である

顎関節症に至る前のごく初期の噛み合わせの

異常をよく調べることで、病気の芽を摘み取ることができる

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