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第60回 愛知県鍼灸師会研修会に参加

昨日は、名古屋市立大学医学部附属病院で行われた、愛知県鍼灸師会の研修会に参加しました。

講師は、鍼灸師の伊藤和真先生でした。

緩和ケアと鍼灸についてのご講演と実技を披露していただきました。

緩和ケアは、がんなどの難病を抱えている患者さんの苦痛を軽減を通して、

QOL(生活の質)を高めることが目的です。

緩和ケアにおいて鍼灸は、積極的治療(手術、抗がん剤、放射線)を行っているときから、

亡くなるまで、すべての期間で治療を行うことができます。

術後の疼痛から、抗がん剤の副作用の軽減、終末期のケアなど幅広い適応があります。

伊藤先生は、触れることの重要性、適切な刺激量、批判的吟味について強調されていました。

伊藤先生は、京都大学にて博士号(人間・環境学)を取得されています。

研究に携わった方に共通しているのは、批判的に吟味する能力が身についていることだと思います。

常に頭で「なぜ?どうして?」と自分に問いかけ、最善を模索する姿勢です。

ひとつの治療法や、理論に固執せず、幅広い視点で診療に取り組む姿勢には大変共感しました。

日々の忙しさのなかでも、批判的吟味・思考を忘れないようにしたいですね。

愛知県鍼灸師会 理事会@長谷川針灸院

昨日は愛知県鍼灸師会の理事会でした。

今回は、豊田地域医療センターから寺澤先生をお招きしました。

寺澤先生との出会いは、以前ブログでご紹介しました。

https://blogs.yahoo.co.jp/n_harikyu/72723013.html

話題は、

1.総合診療・家庭医療について

2.病院(クリニック)と鍼灸院の連携に必要なスキルや知識について

3.今後、鍼灸師会として取り組まなければいけないこと

和気あいあいとした雰囲気のなか、楽しくディスカッションができました。

“意識高すぎる系”鍼灸師と、“超ストイック”総合診療医の濃密な2時間でした。笑

災害支援鍼灸師養成講座

こんばんは、長岡哲輝です。

昨日は、愛知県鍼灸師会が主催する「災害支援鍼灸師養成講座」に参加してきました。

災害支援鍼灸師とは、

災害が発生した場合、避難所や各都道府県に派遣され、災害の支援を行う鍼灸師のことです。

今年は、台風、豪雨、地震など自然災害が多発発生したため、

各地域には災害支援を行う様々な医療従事者が派遣されました。

災害時は、医療供給に対して医療需要が増大するため、限られた資源の中で医療を提供する必要があります。

被災された方は、過酷な避難生活を送らなければならない為、非常に強い”災害ストレス”を受けます。

災害医療では、”トリアージ”といって重症度の高い患者を優先的に治療するため、

比較的軽症なかたや、”災害ストレス”により様々な苦痛を感じているかたへの支援は

医師だけではサポートしきれないという現状があります。

また被災地では、肺炎などの感染症や、これまでの持病の悪化により死亡する

”災害関連死”の増加が問題となっています。

災害支援鍼灸師は、”災害ストレス”による様々な身体的、精神的苦痛を軽減し、

”災害関連死”を未然に防ぐ役割を担っています。

今回の講習会では、実際の災害医療現場や、避難所の現場について学ぶ事ができました。

避難所の運営をゲーム形式でおこなう”避難所運営ゲーム(HUG)”では、

避難所に見立てた平面図のうえに、避難者たちを割り振ったり、物資の配置を考えたり、

想定される混乱をチーム内で検討しました。

本講習会に参加した鍼灸師は、対策本部に登録され、災害発生時に活動する権利を与えられます。

南海トラフに備え、鍼灸師としてできるとこは何か?考えさせらる、いい機会でした。

懇親会では、鍼灸師会の先生方と大いに盛り上がり、終電ギリギリ!笑

密度の濃い1日になりました!

総会・研修会開催

昨日は

(一社)愛知県鍼灸師会 通常総会

第57回愛知県鍼灸研修会を開催

会場:北名古屋市コミュニティーセンター

第1講「検査の実際~超音波検査を中心に~」

講師:服部順一先生(臨床検査技師)

第2講「妊婦に対する鍼灸治療」

講師:藤井さより先生(鍼灸師)

初めて開催する会場は何かと準備に手間取る

椅子が足りない

PC-プロジェクターが接続できない

マイクがない

スクリーンが低くて見にくい

レジュメが足りない等々

終わってみれば次回もここでイイかも・・・

スペシャルオリンピックスに鍼灸を

2018年9月22日~24日

「第7回スペシャルオリンピックス日本夏季ナショナルゲーム・愛知」が開催される

スペシャルオリンピックスとは

健常者の「オリンピック」

身体障がい者の「パラリンピック」と並ぶ

知的障がい者の人たちのスポーツの祭典

スペシャルオリンピックスでは

オリンピックと同様に4年毎に夏季・冬季の世界大会を開催

2018年に愛知県で開催する

「2018年第7回スペシャルオリンピックス日本夏季ナショナルゲーム・愛知」は

2019年にアラブ首長国連邦のアブダビで開催される

スペシャルオリンピックス世界大会への

日本選手団選考を兼ねて開催される

(一社)愛知県鍼灸師会は

この大会にスポーツ鍼灸トレーナーを派遣することを検討中

スポーツ傷害研修会修了者を中心としたチーム作りが急がれる・・・

http://www.son.or.jp/activity/schedule/20170413.html?p=1492

第5回フジカルアセスメント講習会

昨日は第5回フィジカルアセスメント講習会を

(一社)愛知県鍼灸師会主催でウイルあいちで開催した

吉田統彦医師からはアセスメントに必要な実技指導

長野県針灸師会会長の安田政寛先生からは

他職種医療連携における鍼灸師の役割の講義を拝聴した

今日本の医療は、医師だけが患者と関わるのではなく

様々な医療専門職が連携しながら一人の患者を看ていく医療に大きく変わってきている

鍼灸師も他職種との共通言語である「フィジカルアセスメント」を学び

その輪の中へ入っていかなければならない

医師への紹介状、経過報告書

スポーツ現場でのスポーツ鍼灸トレーナー

災害現場等において、医療連携ができる鍼灸師への期待は高まっており

「フィジカルアセスメントができる鍼灸師」を養成することは急務と考える

愛知県鍼灸師会では今後も継続して勉強会を開催していきたいと考えている

第4回フィジカルアセスメント講習会

(一社)主催第4回フジカルアセスメント講習会を昨日開催

第1講:現場におけるフジカルアセスメント

講師:愛知県看護協会教育研修課、看護師

フジカル=肉体的・身体的

アセスメント:評価、判断

西洋医学的に患者の情報を収集し

問診・視診、触診、をしたうえで

考えられる病態を推測する

開業鍼灸師が医師と医療連携する上で欠かせないスキル

30人の会員が聴講したが

もっと多くの鍼灸師に集まってほしいと思う・・

愛西市健康町り参加

(一社)愛知県鍼灸師会が協賛している

愛西市健康町りが昨日開催され

東洋医学コーナーで鍼灸・小児はり体験のボランティア施術のため

当院新人スタッフ2人と参加してきた

今年は3連休の最終日と好天に恵まれたためか

東洋医学コーナーへの来場者はオープン4時間で200人を超え記録を更新した

お子さんが3人4人もいるお子さん連れの家族が多いのには驚いた

あくまで体験なので積極的な治療はないが

脈診と舌診だけで不問診による体調不良を指摘したり

打診や古代鍼だけで痛みを緩和させたりと

時間がない中でも臨床を楽しませてもらった

選挙応援に行ってきます

理事を務める(一社)愛知県鍼灸師会で

顧問をお願いしている衆議院議員の先生方が

元・現職合わせて4名

日頃から手弁当で大変お世話になっている

応援に行かねばならぬ人がいます

診療終了後に街頭演説に参加します

政治家のお名前は明かさないほうが・・・

第1回フィジカルアセスメント講習会

昨日は理事をしている(一社)愛知県鍼灸師会が

第1回フィジカルアセスメント講習会を主催

医師の吉田統彦先生を招いて講義をしていただいた

フィジカルアセスメントとは

患者さんを観察し、対話を交わしながら

呼吸、心音を聞き取り

聴診、打鍼、触診をおこない

神経学的なアセスメント(評価)をも行うことをいう

医師に患者さんを紹介する場合

医師への経過報告書を書く場合

西洋医学的なアセスメントを盛り込んだ

文章が医師には理解されやすい事を学んだ

患者さんの為に

鍼灸師と医師が連携することは

これからの医療に望まれること

4回シリーズで1年間学んで行くことになった