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第52回愛知県鍼灸師会研修会

昨日は(一社)愛知県鍼灸師会主催

第52回研修会・通常総会があった

第1講:高橋 徳先生(医師)演題:統合医療と鍼灸

通常総会

第2講:長谷川栄一先生   演題:肝気犯脾による哮喘の一症例

高橋徳先生の講演は、西洋医学中心の日本の医療体系に一石を投じる内容だった

国民皆保険制度の恩恵により、薬の処方中心の日本の医療制度に対して

米国では100の公立大学病院の全てに鍼灸外来があって

鍼灸治療を受ける人は増え続けているという

ドクター徳の推奨する慢性疼痛のファーストチョイスは

①運動・鍼灸治療・食事療法

②腹式呼吸・瞑想・ヨーガ療法

③漢方薬

④NSAIDsやオピオイド系の鎮痛剤は①~③の治療が無効で急性の痛みに限り処方

「人間が本来持っている自然治癒力を引き出すことが

本来あるべき医療である」

臨床で鍼を持つ高橋医師の言葉には重みがあった

 

フィジカルアセスメント

フィジカルアセスメントの研修会

愛知県では本年度4回実施することに

初回は本会顧問で医師の吉田統彦先生

第2回3回は看護師を招へい

フィジカルアセスメントは看護師が

医師と情報共有するために必要なスキルである

4回目は長野県鍼灸師会の理事

長野県はこの分野で先進的で

昨年既にフィジカルアセスメントの講習会を実施している

2020年東京オリンピックでは

日本鍼灸師会が中心となって

スポーツ鍼灸トレーナーチームが組織される計画で

フィジカルアセスメントを履修した鍼灸師は

医師会の医療救護テントの中での医師との

コミュニケーションスキルとなる

特に若い鍼灸師には履修してもらい

東京五輪で世界のトップアスリートの

コンディショニングに大いに活躍してほしい

(一社)愛知県鍼灸師会理事会

明日は(一社)愛知県鍼灸師会理事会

学術部の今年度の報告と

来年度の学術講習会開催計画を策定

今年度は専門領域研修[スポーツ傷害]が終了

来年度は専門領域は一年お休みして

3回シリーズでフィジカルアセスメントの勉強を予定

東洋医学的な評価だけではなく

医師との連携を進めていくうえでは

患者さんの身体情報の評価をするために

西洋医学的なアセスメントの知識を持つことが求められている

フィジカルアセスメントは西洋医学的診断の知識と技術ともいえる

講師の選定を明日の理事会で協議する予定

明日はスポーツ傷害研修会主催

明日は参加すべき研修会が重なってしまった

(一社)北辰会エキスパートコース(大阪)

(一社)愛知県鍼灸師会第8回「スポーツ傷害研修会」(名古屋)

本来は北辰会に行きたいが(年に5回の貴重な研修会なので)

執行役員として研修会を運営主催する立場の

(一社)愛知県鍼灸師会を優先せざるをえない

司会も頼まれているし

資料一式も運ばねばならないし

朝から9時間拘束されるもやむなし

中部大学CAAC講義

昨日は中部大学の「アクティブシニアアゲインカレッジ」

東洋医学講座の最終日

4月から7コマの講義の最後は

鍼灸の公開臨床とした

参加者7名の内治療希望者3名

主訴①左頚肩部・肩関節痛:左後谿の鍼3分で痛みは消失

主訴②右膝関節痛:右脾募の打鍼と右公孫の5分の置針で痛みは消失

主訴③慢性の下痢:右太衝の7分の置針と太谿のお灸
         直後に効果は確認できないので、百会の熱が取れて
         舌裏の紅色が薄くなって、舌下静脈の怒張が軽減したのを見て
         鍼の効果に皆ビックリ

30分という短い時間で3人の治療をして全て主訴が消失ないし

体表観察上の良好な変化を目の当たりにした参加者の皆さんは

本当に熱心で前向きに人生をエンジョイされている方ばかり

2年連続して受けて、鍼灸のファンになった方も多く

それぞれお近くの鍼灸院にかかることになった

5人の鍼灸師のリレーで行われた「東洋医学講座」は大成功といえるだろう

人気の講座となったので来季は定員を倍増して募集するそうだ

今夜はスカイプ会議

今夜は21時から

(一社)愛知県鍼灸師会執行部のスカイプ会議開催

準備に追われているため

ブログは報告のみで失敬します

仕事し過ぎかな?

中部大学アクティブアゲインカレッジ

今年も中部大学でアクティブアゲインカレッジが始まった

東洋医学の担当講師は私を入れて5名

5月26日、6月3日が担当日なので

そろそろ準備をはじめなければ

舌診の話と実技

腹診の話と実技

10名の参加者は名前の通り皆さん大変アクティブで

東洋医学の授業は西洋医学の座学だけの講義と比べて

昼寝をする人が一人もいないそうだ

昨年から更にバージョンアップした講義を心掛けたい

スポーツ傷害研修会

昨日は(一社)愛知県鍼灸師会主催

第6回スポーツ傷害研修会を開催した

①肘関節周囲・手関節周囲のスポーツ傷害の基礎知識

②医療連携の仕方

③ファンクショナルテーピングの実技

④臨床検査データーの読み方

⑤特殊鍼法の披露

4コマ長時間の講義だったが

参加者は熱心に聴講されていたので

主催者としては良かったと思った

第1回発達障害勉強会

明日は(一社)愛知県鍼灸師会女性部主催

「第1回発達障害勉強会」にスタッフ5人で参加する

小児発達障害は当院でも比較的多く診ているが

NPO法人自閉症協会からのボランティア治療依頼に対して

期待に応える人材育成のための勉強会

2ヶ月に1回程度継続的に開催し

終了すると(一社)愛知県鍼灸師会認定治療院となる

当院からも症例報告や技術指導をする予定

「どうしてこんなに育てにくいの?」という

発達障害のお子さんの子育ての問題を

鍼灸治療で解決する高い技術と知識を身に着けたい

第5回スポーツ障害講習会

明日は(一社)愛知県鍼灸師会主催

第5回スポーツ障害講習会

第1部 「アスリートコンディショニングの実際」

講師 佐藤丈能先生(T.S Serve Trainer Team代表)志學館大学

第2部 「足部アーチと脛骨疲労性骨膜炎に対してのテーピング」

講師 佐藤丈能先生

第3部 「臨床検査の解説」

講師 服部純一先生 (臨床検査技師)

第4部 「スポーツ障害に対する頭鍼療法」

講師 田中 法一先生(セントラル田中鍼灸院院長)

会場 名古屋医健スポーツ専門学校

明日は主催者としての運営に多忙な一日